情報を共有し、お互いから学び合える環境づくり

公開日2017.11.30

会計部門から品質部門、カフェテリアの従業員から清掃担当の作業者に至るまで、全従業員で同じ情報を共有しています。私たちのものづくりにおいて、最適な決定を下すには良いニュースも悪いニュース(生産の不具合、財務面の問題など)も同じように共有するべきという意識を持つ必要があると考えているからです。情報を共有することで、向上心が生まれ、事業全体を見渡す視点や知見を広めようとする心が生まれます。そのような従業員が学び合える環境づくりを目指しています。KMMバイスプレジデント、メアリービル工場長のアニータ・コウルターが語ります。

フル稼動が続くプロ用芝刈り機向け汎用エンジン

私は1989年にメアリービル工場の人事担当としてKMMに入社しました。メアリービル工場では芝生・園芸部門用の「汎用エンジン」を製造しています。当社の汎用エンジンは高い性能のおかげで、芝刈機の大手メーカー各社から圧倒的な支持を得ています。

ここ米国において、我々のビジネスは住宅着工件数と天候に大きく影響を受けますが、現在は芝刈機の需要が高く、このメアリービル工場はフル稼働で生産を続けています。

このような状況の中、リンカーン工場内に半完成状態のロングブロックエンジンの組立ラインを新設し、ロングブロックエンジンをメアリービル工場の完成エンジン組立ラインに供給することで、メアリービル工場をサポートしてくれています。

当社では、より少ない人員でより効率的な生産を実現すべく、改善に向けて多くの努力をしています。毎年、従業員から生産性、工程、安全対策などについての改善提案が提出され、それをもとに改善を実施していきます。こういった工場全体を通じた改善活動への取り組みが、KPSのレベルを継続的に上げているのです。

また、メアリービル工場の操業において、「標準化」が重要なキーワードだと考えており、KPSを通じてあらゆる無駄を省くことで作業の標準化を図っています。

より効果的・効率的に運営するためには、全部門の従業員がコミュニケーションを取り、良いニュースも悪いニュース(生産の不具合、財務面の問題など)も同じように共有することが必要不可欠です。向上心のある従業員は事業状況全体の視点や知見を広めようと努力するものです。

従業員同士のコミュニケーションを円滑にし、チームが一丸となり、未来に向けて最善の決断が下せるようになること。それが私の仕事だと考えています。

小型コンパクトエンジンの最高峰

メアリービルで生産されている汎用エンジンは、芝生・園芸製品メーカーに供給されています。これらのエンジンは米国内のOEMメーカーに供給するだけでなく、世界中のOEMメーカーに供給しており、Kawasaki製エンジンはその品質と耐久性で知られています。現在、高まる需要に対応するため、工場側では組立ラインを新設しフル稼働で生産を続けるとともに、2018年には組立工程の上流工程であるクランクケース加工ライン、フライホイル加工ライン、シリンダーヘッド加工ライン、ダイカストマシンを新規導入しました。

ジョンディア社「乗用3連芝刈り機・2500B グリーンモア」
Kawasaki Motors Manufacturing Corp., U.S.A. (KMM)
バイスプレジデント
メアリービル工場長
アニータ・コウルター
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