納品はゴールではない。ずっと見守り続けることも、Kawasakiガスタービンの品質

公開日2014.05.31

企業の生産活動に必要不可欠な電力供給を担うガスタービン。10年、15年と長い間安定して稼動させるために、メンテナンスとオーバーホールは欠かせません。納品後のアフターサービスの重要性について、前田 篤夫アフターサービス担当に聞きました。

万が一の事態のために。メンテナンスの大切さを知ってください

企業の生産活動に必要不可欠な電量供給を担うガスタービン。10年、15年と長い間安定して稼動させるために、メンテナンスとオーバーホールは欠かせません。

私たちが大事にしたいのは、むしろ納品後のアフターサービス。売って終わりではなく、実際に使用する現場の状況に合わせ、常にベストなコンディションを保ち続けることです。実際、東日本大震災発生時、停電地域に設置された非常用Kawasakiガスタービン全1,035台のうち、1,034台が稼働しました。稼動しなかった唯一のガスタービンは、適切なメンテナンスを実施いただいていなかったものです。

万が一の時に備えるために、日々のメンテナンスの大切さを伝えていくことも私たちの役目です。

アフターサービスにもMade by Kawasaki クオリティを

現在、アメリカ、ドイツ、マレーシアの3カ所に拠点を置き、何か問題が起こった際には日本で研修を行った技術者がすぐに駆けつけ、サポートできる体制も整えています。さらに24時間監視システムに加入していただくことで、日々の運転データから早期に不具合を発見し、稼動停止を未然に防止するサポートシステムも構築しています。

ガスタービン自体の品質の高さはもちろんですが、良いモノを修理しながら長く大切に使っていく日本人らしさ。納品先の企業や自治体の持続的成長のために、止まることなく、長く使うことができる製品を提供していくことが、私たちが考えるMade by Kawasaki クオリティです。

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川崎重工業株式会社
ガスタービンビジネスセンター
産業ガスタービンシステム総括部
カスタマーサポート部
運用技術課
前田 篤夫

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